さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

距離感と時間の感覚

今回の出張は、一つ日時が定まった打ち合わせに合わせて他の予定を入れた形です。どうせ移動をするなら多くのことをしたいということですが、その分移動距離が半端ではありませんでした。全て必要なことなので仕方ないですが、無理のない範囲に収めても移動に次ぐ移動で結局350キロほどの運転です。運転中はパソコンも携帯も使えず効率が悪いのですが、だからこそ学べることもあります。

まず、地理に詳しくなれるということ。地元でもなければ生活や仕事をするわけでもない土地のことを知っても、一見無駄のように思えます。しかし色々な道を走り、そこにある店や施設を見て知っていくと、思わぬところで盛り上がる話ができます。ご出身の方や、そこで暮らしていた方と話すとき、街についての話題はかなり盛り上がります。

また、ある距離を移動するのに必要な時間の感覚も掴めます。わたしは電車や飛行機でも移動しますが、この時気にするのは時間です。出発時刻と到着時刻がほぼ決まっているもので移動をすると、距離はあまり気になりません。ある2つの駅や空港間の移動にかかる時間を意識するようになるのです。これが車だと、◯◯キロ離れたどのあたりまでが何分かかり、そこからさらに移動するから何時ごろに着くかという発想になります。特にナビや距離メーターを使えば、より意識できるものです。

時々、無性に歩きたくなる時があります。それは近くへの買い物くらいで良いのですが、とにかく一見効率的とは思えない判断をしたくなるのです。どれだけ時間がかかっても、陸続きであれば歩いてどこへでも行けます。そして車での移動も似たようなものとして、なんとも言えない楽しさがあると思うのです。その源泉は、距離と時間の感覚が体感として理解しやすいからなのかも知れません。

それでは、また。