主体性を失わないように
今の会社が提供しているサービスはマンツーマンの英語レッスンです。このスタイルの学び方の良さは、話さざるを得ないということです。積極的に学ぼうとしているか、受動的になってしまっているかに関わらず、とにかく参加するしかありません。逃げ場がないとよく表現しますが、自分が喋らないと場が凍りつくので、話さないと仕方ないのです。
普段はそんなサービスを提供しているのですが、今日はイングリッシュキャンプの一環として集団形式のレッスンがありました。かつて学校でずっと受けてきたような形です。この形は本当に発言する人としない人が如実に分かれるのですが、やはりどこかに心地よさがあるのかなと、見学しながら感じます。仲間がいる安心感がありそうです。
私はずっと集団形式で授業を受けてきました。しかし受験とその後の大学では、個別に学ぶ機会を得るようにして色々なことを学んだように思います。例えば国語の記述式問題では添削と呼ばれる個別指導を教科担任の先生にお願いし、英語では会話を1対1でできる機会を得るようにしました。国語も英語も嫌いではないというのが大きかったかもしれませんが、いずれにせよ自分から進んで学べたのは大きかったように思います。
集団形式の学びが無駄だとは思いません。姿勢や予習・復習でいくらでも変わってくると思います。ただ、どこかで自分を思い切り変えようと思うなら、主体的に実践の場を得る方が早く学びがものになります。きっかけとしてなら仲間がいると楽しいと思うのですが、そこからさらに先に行くなら自分でしっかりと歩むしかないのではないかと思うのです。
それでは、また。