さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

コミュニケーションがない心地よさ

フィリピンのオフィスは大所帯なので、たくさんの部署があります。そしてオフィスとして借りているフロアも複数あるのですが、ほとんどの部署は一つの階に集中しています。それ以外のフロアにある部署は、本当に数少ないのです。

その数少ない部署と関わりのある仕事を日本ではしていたので、こちらに来てからも仲良くしてもらっています。そしてその人たちと話すと分かってくるのが、関わりがない心地よさという話です。フロアが違うと存在を忘れられることが多く、その分変な依頼が来ないらしいのです。

寂しいということよりも、心地よいというのが最初にくるのはとても面白いと思います。環境に大きく左右されると思いますが、確かに今の会社だと変な依頼がいきなり降ってくることが多いので、それを避けられるというのはありがたいのかもしれません。やるべきことがはっきりしているのであれば、それに向かって一直線に進むための環境が欲しくなります。それが確保されてしまったら、あとは存在を忘れてもらって良いのかもしれません。成果さえ出せれば、あとから存在感を出すことは可能だと思います。

組織として目が届かないところの存在が、最近私の中で気になっています。存在をあえて消そうとする。それもまた人間の行動としてあり得るのだと思います。

それでは、また。