こだわりを貫きたいなら

今日からまた少しフィリピンへ向かいます。空港へ向かうためかなり朝早くに起きましたが、隣の部屋にもしっかりと明かりが点いています。かなり早起きだなと思いつつ、家を出ました。

先生たちのお家はシェアハウス形式なので、しばしばみんなで負担すべきものについて議論が生じます。誰かが朝早くに起きていたり、あるいは夜遅くまで起きていた場合、その分電気がたくさん使われるのは事実です。しかしだからといってより多く光熱費を負担してほしいとは言いません。多少の差はあれど、みんなそれ無しではまともな生活ができないものだからです。では、もしそれがバスタブにお湯を溜めて浸かりたいという要望だったらどうでしょうか。お湯を溜めるのは、結構なコストです。みんながお湯に浸かるなら良いのですが、誰か一人だけが毎日大量にお湯を沸かすとなると、他の人からは不満が出てもおかしくありません。他にも、帰省や旅行で長期間家を離れているのに等分されるのは納得がいかないということもあります。

こういったことについては、最終的には当事者間で話し合ってもらうしかありません。もちろん間に入って話は聞きますが、どうしても納得がいかないなら、一人の部屋に住んでもらわないとどうにもならないのです。そしてその際の補助はシェアハウスに出せる分しか割けません。

みんながあらゆることに満足できるようにするというのはなかなか大変です。お金が無尽蔵にあれば話は別ですが、それは叶わぬ夢である以上、自分でなんとかできるようにしておく必要があります。少し距離を置いて見ていると、明らかに将来を考えている人とそうでない人の違いが分かります。生き方は人それぞれだと思いますが、少なくとも自分は周りに迷惑をかけないようにしようと思います。

それでは、また。