さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

無くなるわけではないのだから

私は床に落ちている髪の毛が気になってしまう性分です。かつて民泊のお家を掃除していた時の癖なのですが、髪の毛は一番目立って気になるものなので、特に注意を払って取り除くようにしていました。他のゴミが落ちていても拾って捨てるのですが、髪の毛の方がより気になります。

今のお家はシェアハウス形式なので、かつてのお部屋よりはるかに多い髪の毛が落ちています。その都度掃除機などで取り除くのですが、いざ掃除をすると目に見えていないだけでかなりのゴミが落ちていることに気づきます。そしてそこには本当に短い髪の毛やちょっとした埃もたくさんあるのです。

当たり前のことですが、どんなに小さな髪の毛や塵でも消えて無くなることはありません。特に気にせず床に落としてしまうようことが多いのですが、床に落としたものはしっかり残っています。生活している以上そのようなゴミが発生するのは仕方ないのでその都度掃除をするしかないのですが、そもそも床に落とすということをできるだけ注意してやめるようにすべきだと感じます。後からまとめて捨てればいいという発想は、どこかでツケがくるように思うのです。

外にいる時だと、家よりもはるかに広い空間にいるのでさらに気軽に捨ててしまいがちです。髪の毛や埃は空き缶やタバコの吸い殻のように大きなものではなく、また気がつかないまま落ちてしまうこともよくあります。ただ、それらも放置していると必ず目に見えるくらい大きくなっていくはずです。そうならないのは、どこかで誰かが掃除をしてくれているからなのだと思います。ついつい楽をしたくなりますが、そこも自分なりの矜持を保ちたいと思います。

それでは、また。