除くという表現のマイナス感

最寄り駅近くのローソンを歩いていると、新しいキャンペーンを発見しました。ある一定金額以上のお買い物をするとくじ引きができるというものです。わたしはこのキャンペーンが結構好きで、開催されると気になります。

入り口に大きく情報が掲載されるのですが、今回は目につくワードがありました。なんと「四国以外全国開催」と書かれてあったのです。開催地が限定されるのは特に気になりません。また、しばらく四国に帰る予定もないので損した気分にもなりません。しかしこの表現になんとなくむっとしてしまったのです。

北海道、本州、九州・沖縄と書いても四国以外と書いても、示す範囲に差はありません。しかし四国というワードに反応してしまうわたしとしてはついマイナスのイメージを受けてしまいます。以外と書くとなんだか除け者にされてしまったようです。一方できちんと名前を書いてもらえれば選ばれた感じがしてプラスになるのではないでしょうか。スペースと文字数の制限は当然あると思いますが、逆にいうとその点をなんとかするくらいの価値はあるように思えるのです。

過去に学校でスピーチをした時、「自由に」という表現がなぜか思いつかず「勝手に」としたことがあります。受け手の印象が悪いということで、先生から指摘された点でした。これも、意味するところは変わらなかったはずです。ちょっとした言葉の選択一つで大きく変わってしまう印象には、やはりしっかり気を配らないといけないと感じます。

それでは、また。