組織の資産はなんだろう

会社として保有しているものの活用には、いろいろと工夫をする必要があると思います。既にあるものの存在を知らずに新しく買ってしまうのはもったいないことですし、逆に今はないものが必要なのにあるはずだと探すのも無駄です。共有しているものをうまく管理するのは、それなりの仕組みが必要になると思います。

形ある、見えるものでさえそうなのですから、見えないものは大変です。一昨日自分が進めているプロジェクトについてとても詳しい方が実は社内にいたということが分かりとても助かったのですが、そのことを知ったのは飲み会という本当に偶然のタイミングでした。本来であればすぐにでもご助力いただきたいくらいだったのですが、ずっとその存在に気づけなかったのです。

物なら管理表で一覧にできます。名刺もそうです。その意味では人脈もある程度は可視化できるのかもしれません。しかし、知識や得意分野、過去の経験などはどうしようもありません。もちろんそれらもリストにはできますが、そのような表面的な情報では何も分からないと思います。

結局のところ、人が交流できる環境が必要だと思います。そして所属している人が交流しようと思えるようにもしたいところです。それを試していく環境としては、今の職場はかなり適しているような気がします。多国籍の人々が働く環境で、できる限りのことはしたいと思います。

それでは、また。