折り合いを、つけてつけられ

人とのコミュニケーションは本当に大変です。特に顔を合わせることが難しくなりメッセージでのやり取りが増えている最近は、表現により一層気を付けないといけません。ちょっとした言い方の違いで相手を傷つけたり、怒りを買ったりしてしまう場合があります。

コミュニケーションの仕方は気をつけることでなんとかなるのですが、根本的な自分の考え方、物事の進め方について他の人のものと違いがある場合は簡単には解決しません。説得するというのも選択肢の一つではあるものの、時間と労力を要します。大抵の場合、どこかで折り合いをつけて先に進めることになります。基本的にわたしは自分の方が折れることが多かったのですが、最近は立場も変わり折れない部分を出す必要もあると感じています。

柔軟な対応を取れる人は、それだけで価値があるとわたしは考えています。考え方、やり方に幅があり、それでいてきっちり決めるべきことは決める。これが理想的な姿です。しかし、そのバランスはとても難しい。どちらかに偏ると優柔不断か頑固になってしまいます。

バランスは保ちつつ、それでいて自分なりのやり方をしっかりと見せていく。それができれば、他の人にとって一時的には少し折れてもらう必要があっても、結果としては対応のしやすい人になる。そんな気がしています。

やるべきことはたくさんありますが、得られるものもとても多くなっています。得られているものに気づき、それを言語化していく。しっかりと意識したいと思います。

それでは、また。