さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

どちらが少ない経験でしょうか

通勤をしなくなる生活にも少しずつ慣れてきました。移動時間に書いていたこのブログも今ではすっかり夜に書くようになっています。なんだかんだうまく習慣にできていたのかなと思いつつ、一方でそれが崩れたときの維持は難しいなとも思います。

事態がどんどん深刻になる中、先週は真剣に地元へ戻ることを考えていました。どこで仕事をしても同じなのであれば、最悪の場合に備えて車があるところの方が良いと考えたからです。しかし最終的には周りの方からの助言もあり関東に留まっています。車が無い場合の様々なケースへの対応は想定しておかなければなりませんが、それでも留まっているのは悪く無いように思えています。

それは、このような状況での人々の動きや、自分自身の心の動きを観察できるからです。緊急事態宣言は出されましたが、周りの様子はほとんど変わっていない気がします。多少営業時間に変更があってもスーパーや飲食店は営業しており、物も普通に買えます。ティッシュやトイレットペーパーなどは一時期より遥かに手に入れやすくなりました。しかしこれが不安定であることも分かっています。なんとも言えないちょっとした緊張感に包まれている気がします。

もし地元に戻っていたとしたら、普段の帰省に少し仕事が多くなっていただけではないかと思います。むしろ仕事をこなすために家族に迷惑をかけていたかもしれません。そして首都圏の様子は対岸の火事としてテレビを通じて見るだけになる。それは後々語れるほどのものではないでしょう。

面白い経験をしたくて留まっているわけではありませんが、嘆いても状況は変わらない。だとすると、何かしら楽しく意味のあるような捉え方をすべきだと思います。今回の選択もまた、自分の好きな少ない方の経験を選べたのだと考えることにします。

それでは、また。