そばにいないやりにくさ

今日はオフィス全体の連絡ツールに「リモート」という言葉が飛び交いました。台風の影響で交通機関が乱れ出社できず、家で作業する人が多くいたためです。オフィスを離れて自分の好きな場所で仕事ができるのは理想的なのですが、やり取りする相手がそばにいる方が楽なこともよくあります。二つのオフィスを行ったり来たりし、かつ出張もあると強く感じます。

海外から先生たちの住むお家を調べたり、家具家電を手配したりすることが増えています。ある程度は日本のオフィスの方に任せますが、全てを頼むのは難しいです。その場合メール等でやり取りをしっかりすれば良いだけのことなのですが、距離が離れているだけで頭の中の優先順位も低くなりがちです。決めることをサクサク決めていける方がお互いに楽なのは分かっているので、デスクに行って話ができるかを確認したくなります。テレビ電話ツールがたくさん普及していつでもどこでも連絡が取れるのですが、相手が目の前にいないが故の遠慮と躊躇があるのです。

とは言ってもそれもだんだん慣れてきて、仕事におけるやり方に幅が出てきたように思います。あとはそれぞれが思う良いやり方をうまく合わせていき、組織としての方法を確立させることが大切です。私は緊急時以外は必ずコールをする前にメッセージを入れますが、それも人によりけりです。ツールに多様な使い方がある分、みんなが納得する使い方を考えられれば良いなと思います。今はどうしても感じるそばにいないやりにくさを減らしていきたいです。

それでは、また。