金木犀の香りと四季
時々暑いなと感じる日もありますが、涼しい日がかなり増えてきました。涼しいのでちょくちょく歩いてオフィスに向かっています。朝軽く運動ができると、1日の調子もなんとなく良くなる気がします。そして歩いていて気づいたのが、キンモクセイの花が咲いているということでした。
小さな頃から、キンモクセイの香りが好きです。ただその香りを感じるまで大抵そのことは思い出しません。毎年秋の訪れをキンモクセイの香りが思い出させてくれます。そして今年は、なんだか懐かしいような気持ちが強く感じられました。
思えば、2年ぶりの秋だということに気づきました。一昨年は香港、昨年はフィリピンにいたので日本の秋は久しぶりだったのです。秋は一年の中で最も好きな季節なのですが、そのこともまたキンモクセイと同じように良さを感じて思い出しました。同時に、やはり四季があるというのはなんとも言えない心地よさがあるなあとしみじみ感じるのです。
それだけでずっと日本にいたいという結論にはなりません。ただ、やはり慣れ親しんだものに対する愛着というものがあります。そのことを感じたという意味で、今年の秋は少し違ったものになるのかもしれません。
それでは、また。