どうして火を止めて溶かすのか
先日ハヤシライスを作ってから、まとめて作れる料理がマイブームになっています。カレーやシチュー、肉じゃがなどです。特に作る気はなくてもスーパーで安い食材を見ると買ってしまい、使い切れなくて古くなり、ちゃんと火を通して使える調理法を考えた時に上述した候補として料理が出てきてしまうわけです。
そういった料理をするときは、ほとんど市販のルーを使います。肉じゃがは別ですが。で、そういったルーを使うときに必ず書いてあるのが、「いったん火を止めて、ルーを溶かしてください」という文言です。いつも何も考えずにその指示に従っていたのですが、よくよく考えるとこれってなんでなんだろう?と思います。で、調べるとどうやら火をつけたままだとルーが溶けにくくなるからだそうです。そのことを知るとなんでもないように思うのですが、これは知らないと話せないことです。
わからなかったり、気になったことは今の時代だとすぐに調べることができます。で、その調べるという行動ができるかどうかで広がる知識と話のネタというのは確実にあると思います。ルーの火を止めて溶かすと言うのは、まさにその典型的な例です。
そこでさらに興味があれば、火をつけたまま溶かした場合はどうなるのかと、味の違いを調べてみるべきだと思います。食べ物の本質は味だと思うからです。しかし、そこまではなかなかしないのが普段の生活です。だからこそ、そこまでできることというのは、趣味とか、ハマっていることと呼べるのだと思います。
何が趣味になるのか(私は)分からない以上、試してみるのが大事です。そして可能ならば、もう一歩先まで進めてみる。その結果面倒とか何かを無駄にしてもったいないと思ったのであれば、趣味にはなり得ません。もし楽しいと思えたのなら、掘り下げれば良い。そんな風に思います。これまでちょっと分からなかった趣味の作り方を閃いた瞬間でした。
それでは、また。