さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

とても長く感じた一週間

今週が入社して本格的に仕事をする初めての一週間でした。先週はほとんど研修だけで一週間が終わったからです。やることとしては入社前にお手伝いとして入っていた時とまだあまり変わりませんが、やはり意識が変わります。また、まだ業務としてしていることは変わらずとも、いずれできるようになるための準備として様々なことを教えてもらったりお客様のところへ同行させてもらったりしたため、経験の量はかなり増えました。

そんな一週間だったからか、今週はかなり長く感じる一週間でした。ここ最近では一番長いように感じた気がします。ではどうしてそんな風に感じたのか。時間の捉え方というのは私の中でかなり興味のあるテーマで、ずっと考えていくことだとおもうので、書いてみたいと思います。

同じ時間でも、長く感じる時と短く感じる時があります。私はこの感じ方の違いは経験の量によって変わってくると考えています。それは、経験したことが多いと物事に取り組むときに集中しやすいからです。小さな頃は1時間がすごく長く感じたのに、成長するとあっという間に感じてしまうのは、経験の量が増えているから、そのことのやり方が分かり、次々に行動をしていけるからだと思います。やるべきことが分かっていれば、それをやることに集中するしかないからです。もちろん、単純に集中力がついたということもあると思いますが。

しかし、この考え方は短い時間の捉え方の話です。具体的には24時間くらいまでにしか適用できないと思います。○時間という単位ではなく、○日という単位で時間を捉える場合は、その期間が長かったか短かったかというのは集中していたかどうかではなく、後からどれだけのことを思い出せるかという点に影響を受けると思います。

もし日々の生活が同じことの繰り返しだと、ある行動が今日のことなのか、昨日のことなのか分からなくなることがあります。同じことをしているのだから、混乱してしまうわけです。おそらくいつ何をしたかというのは思い出せますが、このように記憶が混同し始めると、2日分の記憶が1日の記憶のように感じられることがあります。そうなると、結果として一週間も短く感じてしまいます。つまり、私のこの一週間が長かったのは、この現象と逆のことが起きていたということです。

初めて経験したり教えてもらったりすることばかりだと、月曜日にはAの仕事とそのやり方を学び、火曜日はBのことを学ぶためにどこへ行ったなどということが鮮明に残ります。まだ要領を得てないので、いったん全部を覚えてしまおうとします。このような記憶だと、長く感じるわけです。

と言っても記憶や時間の流れという話はこんな単純なことではないはずです。もっと様々な要素が絡み合っています。その考察を始めると途轍もなく長くなってしまうので、仮に考えたとしてもどうやってまとめるかを検討しなければなりません。ただ、今週は学びが多かったというのが時間の感じ方からも分かったというのは、かなり大きいと思います。

それでは、また。