二つ持ち手がある袋
先日、世界堂という文房具屋さんでお買い物をしました。買ったのは色紙なのでそこまで大きくもないのですが、それなりの大きさの袋に入れてもらえました。そしてその袋を何気なくオフィスに持って帰ったのですが、中身を取り出してしばらくしてからあることに気づきました。その袋には、持ち手用の穴が二つあったのです。
どうしてそうなっているかというのがしばらく分からなかったのですが、折り返したときに持ち手が使えるようにする意味なのだと分かりました。穴が重なることで、折り返しても運びやすいわけです。小さなことですが、ありがたいなと感じました。
そう言った細かい差というのは、実は意外と身の回りにあるように思います。見られたくないと思われるものを買ったときには黒や茶色の袋に入れてくれたり、パッケージの開封がしやすいようにされているなど、様々です。そしてそういった小さな工夫、気遣いがあると、その商品やサービス、提供している会社のことが好きになります。
自分が今関わっているものはその視点が欠けていないか。少し立ち止まって見てみる必要がありそうです。そしてそれはどうやって実現していくべきか。これもまた考えたいと思います。
それでは、また。