さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

欲張りに空間を捉える

今日から海外への出張です。昨日までまた飛行機ネタになりそうだと思っていましたが、別の話題が見つかりました。今回は空間について考えてみたいと思います。

私の今いる職場は、いわゆるオフィスと呼ばれるような部屋とオープンスペース、そして会議室だけのこぢんまりとした場所です。その中にいる人間が少ないので狭いとは全く思いません。また、立地がとても良いので満足しています。ただ、まだまだ改善の余地があるのかもしれません。それは空間としての居心地の良さと、働く場としての使い勝手の良さの二つの面から見られるように思います。

オープンスペースでは決められた座席がなく、自由に席を移って構いません。また、備品も基本的に共有で誰がどう使っても構いません。これは小さな組織だからできることだと思います。しかしその一方で、そもそも備品が整っていなかったり、誰がどう使っているのか把握できていなかったりすることがあります。椅子や机の配置や種類、内装についても同じように良いと感じるところとあまり意味がないように感じるところの二つがあります。

私自身は、あまり空間がどうこうというのは気になりません。どちらかというと、うるさいと集中できないタイプですが、本気で集中する必要がある時にはどこでも作業ができます。求める水準が低めなので、自分で変えられる範囲でどうにかすればすぐに満足できてしまいます。ただ、もしかするともっと欲張りに捉えて気になる点を見つける方が良いのかもしれません。

誰かに何かを提供しようと思うとき、自分の感覚とは違う、一般的な感覚というものが求められます。それを鍛えるには、自分の感覚とその一般的な感覚とのズレを把握しておく必要があります。そう考えると、無関心は良くないのではないかと思います。

とはいっても気にしすぎるとそれはそれで疲れるので、これもまたバランスが大事になりそうです。まあせっかく気づいたので、空港でも泊まる部屋でも少し意識したいと思います。

それでは、また。