さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

どこまで未来に責任を持つ

昨日、かつて所属していた組織のWebページを見る機会がありました。それは偶然見ただけで何か情報を得ようとしていた訳ではないのですが、いくつかのページを渡り歩くと過去の写真が見つかります。過去の自分や仲間たちを見て、懐かしい気持ちとなりつつもどこか恥ずかしい気持ちにもなりました。

過去の写真を撮り、それをアップロードした時は、楽しい気持ちでいっぱいだったと覚えています。そして周りもそれを見て楽しんでいました。しかし、Webページが消えていないために今もそれらのデータが残っており、見ようと思えば誰でも見られる状況に対しては違和感を覚える人も少なくないのではないかと少し感じるのです。過去の写真に写っている人は、写真に写った当時は撮影とアップロードの許可を出しているはずです。しかしその効力はずっと続くのでしょうか。そんなことを考え始めると、よく分からなくなってきました。

例えば、自分が撮った写真をFacebookに上げているだけなら全く問題はないと思います。自分の責任で自分の情報を公開しているだけです。私が今書いているこの記事と似たようなもののように思います。自分の権限で消すこともできます。しかし、そこに人の情報が入っていると、色々と複雑な状況が生まれてしまいそうです。もし他の人も写っている写真が大きな意味を持ち続けているなら、なおさらです。簡単に変えられないけれども、公表したくない場合は揉めてしまいそうです。

写真に限らないことですが、個人のプライバシーや権利というものが重要になっている今では、色々なことに気を回さないといけません。それ自体は慣れの部分もあると思うのですが、その時点では良くとも、未来になると問題が発生するとなるとかなり面倒になるように思います。現在そのことで問題がある訳ではないのですが、考えておく必要がありそうだと感じます。

それでは、また。