頭の中から零れ落ちそうな知識

せっかく集中して勉強をしている時なので、その話題が続いても良いじゃないかと思う今日この頃です。いよいよ明後日が試験ともなると、最後は調整です。予想問題を解いて感覚を調整しますが、全問正解とはいかないので知識の整理もしっかりしないといけません。そしてたまにまるっと抜けてしまっている知識があって焦り、急いで知識を追加します。

何かを覚えるときというのは大抵そうなのですが、覚えたと思ったことが新しいことで押し出されるように思えてしまいます。とりあえずどんどん詰め込むのですが、ごちゃごちゃに色々なものが入っている箱のようなイメージで、欲しいものが取り出せません。そしてそのような状態では忘れるのも早く、また覚え直すという悪循環に入ってしまいます。

この状態を何とかするためにはまず自分なりに整理をするしかないのですが、整理ができた後は全くなにも見ずに思い出せるくらいにならないと使えないように思います。とにもかくにも一旦は無理やり覚えることで、後から引っ張り出せるとっかかりができて、頭の中の引き出しにしまえるようになります。そして無理やり覚える、しまうというところが一番うまくできるタイミングが睡眠です。

眠ることで記憶が定着するとよく聞きますが、むしろ私の感覚では整理に近いです。ごちゃごちゃしていたものが何となく見通せるようになります。そこには眠ることでとりあえず焦りや不安がなくなるという感情面の動きも関係していると思いますが、いずれにしても大事なことです。

久しく頭の中に何かを詰め込むということをしていなかったのですが、これはこれでやはり楽しい部分があります。時間をかけないとできないことなので、ほんの少しずつでも日々やってみて良いかもしれないのかなと感じています。ただとりあえずは、まず試験を乗り切るところまで踏ん張りたいと思います。

それでは、また。