さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

どこの法律を見て考えるか

先日日本へ帰る時の飛行機でトイレに行った時のことです。「フィリピン国内法では、飛行機内での喫煙が禁止されております」といった内容の注意書きがしてありました。その時どの辺りを飛んでいたのかよく分かりませんが、着陸の少し前だったのでおそらく日本の領空内です。この場合法律の適用は日本のものではないのかと思ったのですが、調べてみるとどうやら違うとのこと。飛行機内では、その機体が登録されている国の法律を適用するらしいのです。

何も問題が起きないことが一番良いのですが、何かが起きた時、どのようにするのかと言う基準は必要です。確かに色々な場所を飛行することを考えると、一つの国の法律に基づいて扱える方が色々とやりやすいのかもしれません。そんなことを考えながら、面白いなと思っていました。

仕事をする場所が、日本だけに限らなくなっていると、色々と頭がこんがらがることがあります。新しいプランやサービスを提供するのであれば、日本の法律にしっかりと気を配らないといけません。日々の生活では、まあそんなに意識しませんが、フィリピンの法律で判断する必要があります。先生を日本へ呼んでくる場合ももちろんフィリピンの法律による決まりがあるので、色々と調べたり情報収集したりする必要があります。たった二国の法律なのですが、読みやすい文章とは言えずなかなか苦労します。

しかしなかなか分かりにくいことというのは、やりがいがあります。また、一度理解すると色々なことが違った視点で見られるようになります。ここでまた自分の付加価値をどうつけていくのか意識できるのは、ありがたいことです。そしてまたそれがその国の文化や考え方を知るきっかけになりそうで、法律というのは面白いなと少しずつ思います。

それでは、また。