暑いと思って来てみたけれど

昨晩フィリピンに到着しましたが、やはりとても暑く少し寝苦しい感じです。どうやら少し前から雨季に入ったとのこと。しかしそれは服装や寝具のせいもありそうで、実は日本もなかなか暑かったということに気づきました。そして思い返すと、日本の方が対応しにくい分不快感が大きかったような気がします。

仕事をする上で必要なので、フィリピンについて書かれた本をたくさん読んでいます。その本を読み進める時間として、飛行機の中は最適でした。本によっては常夏と書かれ、また別の本では意外と気温が低く避暑地になるところもあると書かれています。それらは全て正しいのだと思います。ただ何回も、それも違う場所を訪れるにつれ、印象は気温ではないところについて強く持つようになります。そこには本来あるはずの不快感がほとんどないのです。

色々なところを飛び回るのが好きなのですが、それはおそらく嫌なところや不快に感じるところにそこまで目がいかないからだと思います。終わりがあれば我慢できる、というわけではないのですが、一時的なものであればそれもまた経験だと捉えることができます。際限なく繰り返されるものは、仮にそれがそこまで嫌ではなくとも、あまり歓迎できないのです。

ベタつく暑さも、なんだか懐かしく思えています。そしてかつて一緒に仕事をした方々との再会にはやはり嬉しいものがあります。今後どのように働き、暮らすのか。遠い未来は分かりませんが、出会いは大切にしたいと再認識しました。

それでは、また。