さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

混雑を決める要素

今朝は先生のビザ関連手続きがあり、いつもとは違う方面へ移動しました。普段の通勤がいわゆる東京方面なので混み具合が全く違い、車内は快適でした。しかしいざ目的の駅に着くと、たくさんの人でごった返していたのです。

通勤ラッシュの時間とはいえそこまで人はいないだろうとたかをくくっていたので、人の多さに驚きました。しかし途中でふと気づいたのは、人が多すぎるわけではなく、駅が小さいということです。多くの人が電車から降りてきた一瞬だけの話ですが、駅の大きさや改札口の数に対して人が多すぎたのだと思います。

混雑に直面したとき、人が多すぎるところにばかり目がいってしまいます。しかしどれだけ人がいたとしても空間が十分大きければ混んでいるとは思いません。多くの人がいるコンサート会場では感じなかった人の多さを、帰りのバスや電車で痛感するのに似ている気がします。

ただだからといって大きくすれば良いというわけでもありません。ピーク時に合わせて大きさを設定すると、ほとんどの時間はその広さを活かしきれずに無駄になってしまいます。一時的な不便さがあるだけなら、それは甘んじて受け入れるべきなのだと思います。どうしても混雑が嫌な人は、それを避ける努力をすれば良いだけのことです。

何かを感じたとき、それに関わる要素を正しく理解・把握して判断するのは難しいものです。しかしそれができないと状況を変えていくのもうまくできない。地道に学んでいくしかなさそうです。

それでは、また。