さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

駅近ではない線路のそば

私の実家は線路沿いにあります。踏切も目の前なので、テレビなどを見ている時だと遮断機の音がうるさく、巻き戻す必要があるくらいです。しかしそれも慣れで、特に気にならなくなっています。線路のそばで踏切の目の前でも、駅が近いのでメリットはあると感じます。

しかし思えば、神戸では線路沿いですが駅までそれなりに距離のある家に住んでいました。とは言っても歩いて7分くらいだったので全く気にしていませんでしたが、目の前を電車が通るのに乗れないというのは、なんだかもどかしいものがあると感じていたように思います。もし線路の目の前なのに駅までだとかなり距離がある家だと、もっと感じるのではないでしょうか。

経済的な合理性だけでいうと、線路の目の前はデメリットです。これは新幹線の線路や高速道路だともっと極端だと思いますが、目の前に途中の部分があっても、乗り場がないと利用できません。しかし騒音や排気ガスなどはあるわけで、その分価値が下がってしまうように思います。

その一方で、電車や新幹線が好き、車が好き、あるいは(あまりないかもしれませんが)それなりに音がしている環境が好きなどという場合、これらはメリットに変わります。好みは人それぞれとくくってしまえばそれまでですが、一般的にはデメリットとされることを楽しめると、お得感があります。

おそらく物事を前向きにとらえ、常に明るく過ごすためにはこのようなところから始めていくのが簡単なのだと思います。洗濯物を取り込みながら電車の音が聞こえ、そんなことを思いました。

それでは、また。