カメラのシャッターを切るように
私は割といつでも何かを考えている方だと思います。疲れ切っている時や満足して弛緩しきっている時はぼーっとしていますが、そんな時でも気づいたら何かしら考えているのです。
特にいろいろなことを考えるのは、移動中です。運動をしているからなのか、歩いている時は頭の中で流れている考えを強く意識します。そしてその量に驚きつつたまに良い考えが浮かんで嬉しくなり、忘れていくわけです。
時々思い出したようにEvernoteやスプレッドシートを立ち上げてメモを取り、後から思い出せるようにするわけですが、このタイミングは本当に一瞬です。シャッターチャンスに似たようなものだと感じます。
私はこのタイミングを逃したことについては特に重要でもないことだと考えて流してしまうようにしていますが、これがもったいないことだと感じる時もあります。思考が常に流れるということは常に分かっていても、何もやりたくない時があり、その後いろいろと考えてしまいます。
シャッターを切るならば、カメラを構えてボタンに手をかけておかないといけません。それが常にできるかどうか。これは意識しておく必要があると思います。
それでは、また。