さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

スキルと精神の間でじたばた

みなさんおはようございます。
さいごーです。
 
昨日の記事(死ぬこと以外はかすり傷)とも少し関連するのですが、考え方って重要ですよね。心構えとも言うでしょうか。何かが起きたとして、その刺激に対する反応は自分で決められます。その時の反応を決める大きな要因が、心構えだと思います。
この刺激に対する反応の話は、ヴィクトール・フランクルの『夜と霧』の中で詳しく語られていることなので、興味のある方はぜひどうぞ。
 
大学生になってすぐのころ、なんとなくでかいことをやりたいという気持ちが少なからずありました。自己顕示欲ですね。あとは承認欲求
でも、それはなかなか難しい。考え方が未熟だし、能力も無いからです。
それならば新しい考え方を身に付けて心構えを変え、能力を付ければ良いじゃないかという話なのですが、これって言うほど簡単じゃない気がします。
心構えを変えていくためには、必ず自信が必要です。自分のことを信じて、自分を肯定していく必要があります。でも、そういった自信の元になるのは成功体験です。何かを達成する必要がある。でも、その成功体験のためには能力、特に何かしらに特化したスキルが求められます。既にできると分かっていることをいくら上手にこなしたとしても、それは自信には繋がりません。
なんとも悩ましい問題です。
最終的に、大抵はどっちかを先に身に付けるほうが結果的に成長スピードが速くなるように思います。

しかしここで、またもや悩ましい問題が出てくるわけです。
「どっちを先に身に付ければいいんだ」
ということです。
スキルと言えば、英語をはじめとする言語やプログラミング、スライドやエクセルの技術に加え、デザインなどでしょうか。資格試験もそうだと思います。分かりやすいですね。ゴールが見える分進捗も客観的に捉えられて、やる気の維持もできそうです。
ただ、スキルに集中していると、今度は思うわけです。
「これで成功できるのか」と。
いや、自分でも馬鹿だなーと思います。考えすぎです。
スキルがあったほうが良いに決まってますし、うだうだ考える前になんか一つの言語でも喋れるようになったら一気に可能性が広がるわけです。
それなのに、効率だとか時間を投下するからには必ず取り返さないといけないだとか考えてしまい、止まってしまうのです。
それならと心構えを身に付けようと思うと、今度は何をすれば良いのか分からない。
というか、やろうとしない。その時の言い訳は、「スキルが足りないから」です。
そのくせ他の人が掴んでいるチャンスには敏感で、うらやましく思う。手の施しようがないですね(笑)
 
なんだかこういうのもゲームであった気がします。
経験値がより多くもらえるとか、能力の伸びが良くなるアイテムを早く取りに行ってそれ以降の戦闘の効率を上げたいけれど、そのためには強いモンスターがいるところを通らなきゃならなくて、そもそもそのモンスターを倒すためにある程度の能力(レベル)が必要。だからレベル上げをするんだけれど、その時に例のアイテムがあればもっと効率が良いのにな、、とか思う。
こんな感じです。
 
一つ違うのは、ゲームなら数字で〇〇レベルまでレベル上げをして、そこからアイテムを取りに行くというのが分かる一方で、現実ではそうもいかないということですね。
結局同時に身に付けていくしか無いですし、結果的にそうなるんだと思います。
ただ、どちらかに集中して自分の変化を把握するのが大事だと思います。
この話は目標、なりたい姿をどう設定するかでかなり変わってくる話なのですが、とりあえず自分の話から書いてみました。
こういうのを体系的に、分かりやすくまとめられる人は本当にすごいなと痛感します。
 
それでは、また。