さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

死ぬこと以外はかすり傷

みなさんおはようございます。
さいごーです。
 
時々ですが、お悩み相談のようなことをすることがあります。ほとんど同い年の方からなので、正直大して違う経験をしているわけでもないし、言えることなんて限られているのですが、悩みの根本は自分自身への自信のなさから来ているような印象を受けます。
だから機会があればいつも自分に自信を持つことが大事ということを話しています。
この話はまた詳しくしたいのですが、その根本にある考え方が、今日のタイトルです。
 
「死ぬこと以外はかすり傷」は、大学で仲良くなった友人二人から教えてもらった言葉です。どっちが言い出したのか分からないのですが、とりあえず座右の銘にしているみたいです。
この言葉、大好きなんです。
どうしようもない投げやり感があるんですが、よく考えてみるとかなり深い。
「かすり傷」という表現があるので、無傷の状態と死ぬことが一つの線分上にあると考えられます。
で、この言葉が意味するのは、線分の右端の「死」以外は全てかすり傷なんだということです。そのままの意味で受け取れば、どんな傷を負っても命があれば何とかなる。些細な問題だ。ということでしょう。そこからもうちょっと考えると、死ななければ大丈夫だから、挑戦してみよう。ということになるでしょうか。
でも、穿った見方をすると、「死ぬことだけは重傷」だから、「死ぬことだけは絶対に避けなければならない」とも取れます。だから、徹底的に安全策を採ることとも実は矛盾しない。
こんな風に考えたとき、この言葉は「とりあえず、死ぬな」ということだけを言っていて、後のことに関しては全面的に肯定していると取れるのです。
 
無茶苦茶な論理かもしれないのですが、多分自分に自信をつけるために必要なのは、この発想だと思います。自分のすることは全面的に肯定する。それは自分のすることだから。みたいな感じで良いんだと思います。

あまりにも深刻な悩みを抱えて、周りからはどうすることもできない状況に陥ってしまっている人がたまにいます。そして、先日そういった人から相談を受けました。
でも、相談といってもこちらができることは何も無いのです。
何もかもを否定的に捉えてしまい、できることは向こうの話を聞くだけ。
このような状態になってからだと、もう本当に何もできないなと感じました。
同時に、もっと早くに気づけたらとも。

だから、自分で自分を肯定すること。これだけは早い内にできるようになっておきたいなと、強く感じます。

今日は朝から少し暗めの話になってしまったのですが、思うところをそのまま。

それでは、また。