さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

感情を揺さぶられる作品に触れる

卒業論文という大きめの課題を完成させるため、試行錯誤する日々が続いています。
大学で学んでいるのは経営学なのですが、テーマに関連するので言語学のエッセンスが必要になっており、言語関連の本を学術書、小説などジャンル問わず読み漁っています。そんな中、今日は三浦しをんさんの『舟を編む』という本を読了し、感動していました。新たな辞書を編纂するお話で、決して長い話ではないのですがうまくまとまっていて、最後の完成のシーンでは思わず涙しました。
結構すぐに泣いてしまう方なので珍しいことではないのですが、ビジネス書や学術書続きだったこの頃では久々の小説だったこともあり、とても感動しました。

日本、特に実家にいると、小説、漫画、アニメ、ドラマなどに簡単に触れることができます。
ただ、面白い作品にはハマってしまうことに加え、感情を大きく揺さぶられるとその反動でしばらく動けなくなってしまうので、どちらかというと避けがちです。
何かやるべきことがある時に面白いものがあると、どうしてもそちらに釣られます。
そして、なんだかんだと時間を費やしてしまうのです。
それが怖くてあまり触れないようにするのですが、それはそれで弊害があります。
日々の生活に満足感や充足感が不足し始め、やる気を維持できなくなってしまいます。仕事をしていて、苦しいことはありつつも何かの目標に向かって進んでいるときは、仕事から達成感や満足感を得られます。しかし、仕事ばかりでは当然疲れ切ってしまうので、休みも必要です。
そしてその休みの取り方が良くないと、今度はなかなか仕事モードに入れなくなります。

この状況をリセットできるのが、大きく感情を揺さぶられる作品だと思います。
感動すると、些細なことがどうでもよくなってきます。
小さなことで悩み始めたり、日々をだらだらと過ごしていたりすると、自分を客観的に見られなくなります。というよりも、客観的に自分を見ても何もしなくなるというのが正解かもしれません。だらだらしている自分のことを許容してしまうと、何かをして成長しようとは思いません。
そんな時に感動する作品に触れると、自分の生活のだらしなさが分かります。
何かに向かって真っすぐに突き進む人はカッコよく、応援したくなります。
そんな人に自分もなりたいと思えると、やる気はふつふつと湧いてくるものです。

だからと言ってそれらの作品に触れることが娯楽となると時間を浪費してしまうので難しいところです。
それでも、せっかく日本にいてある程度の時間もあるので、視野を広げる意味でもどんどん触れていきたいと思います。

それでは、また。