さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

Google先生がちょっと気持ち悪い

月曜日です。
また平日が始まるので、先週終わらせておいた仕事の報告としてExcelファイルを添付したメールを朝一で送りました。
仕事で使うメールは会社のものなのですが、そのアドレスの管理にはGmailを使っています。
Gmailは非常に使いやすく便利なのですが、最近少し気持ち悪いと思うことがあったので、書きたいと思います。

私は、メールの件名と本文を完成させてから最後に送り先を入力します。
メールの完成前に送信してしまうのを防ぐためです。
添付ファイルがある場合は、それも先に添付してしまいます。
ただ、やっぱり頭の中に書きたいことがある状態でメール作成に取り掛かると、どうしても添付を忘れることがあります。
そんな時、Googleが教えてくれたのです。
「本文中に添付と書かれていますがファイルが添付されていません。送信しますか?」と。
言われるがままに添付忘れに気づいてしっかり添付をしたら、次は送信先の選択です。
この時、いつも送る二人とは違う人を選択してしまいました。送りたい人はmから始まる名字の方なので、mだけを入力して後は予測候補の中から選択するのですが、一つ下の方を選んでしまったのです。
すると、またも先生が教えてくれます。
「〇〇さんではありませんか?」

この二つの機能、本当に便利です。
メールの場合送ってしまうと修正できないので、ミスを未然に防いでくれる指摘はありがたい。
それなのに、どこか気持ち悪さを感じてしまうのです。
おそらく、自分が誰にどんなメールを送っているのか全て筒抜けであるということを目の当たりにしたからです。
添付という文字を認識できるのだから、添付ファイルをどのくらい送っているのか数えることなど造作もなく、誰と誰が送り先としてよくセットになるかが分かっていれば、そこから人間関係を読み解くのも容易です。
それを誰かに意図を持って分析されているというわけではなくあくまでも機械的に処理されていると説明されても、感情としてはなかなか受け入れにくい部分があります。

こういう感覚って、無くなるものではないように思います。
検索したワードと連動して広告が表示されるのも、きっと気持ち悪いと感じるような人がいるのではないでしょうか。
どれだけ技術が進歩して便利になっても、全ての人が幸せに感じるかというとそうではないというのは、細かいところからでも感じます。

それでは、また。