さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

通信障害が発生しました:インフラが止まることを想定する。

みなさんおはようございます。
さいごーです。
 
本日ブログを更新しようと思って会社へ来ると、なぜかネットに接続できませんでした。使用する人数が多いと無線接続は上手くいかない場合があるので、共用の有線接続のパソコンに向かったのですが、こちらでもなぜか使用できない。
どうやら会社全体で通信障害が発生し、ネットに接続できなくなっていたようです。
仕方が無いので、先にネットが無くても終わらせられる仕事に取り掛かりました。
そして1時間半ほど経って、今こうしてブログを書けています。
 
このような状況に直面すると、日々の生活の中でネットの存在の上に成り立っている活動がいかに多いかが分かります。
以前から度々触れていますが、今の住居ではネットが使えません。そんな生活をしていても、仕事を含めて一日の約半分はネットがないと成り立たないことをしているわけです。それでもネットが一時間半使えないだけで不便だなあと思うわけです。
日本だともっと長い時間ネットを使うので、きっとより強い感情を抱くと思います。
 
日々暮らす中では、水道、電気、ガス、交通などいろいろなインフラがあると思いますが、これらと比べてもネットというインフラは止まったときの瞬間的な影響が非常に大きいと感じました。これは、ネットの特長が「いつでも、どこでも、瞬時に情報を送れる」というものだからです。それゆえに、止まったときにネットが使えなくなったことに気づき、そのことに対して何らかの感情を抱き、アクションを起こす人が多くなります。その結果、影響を及ぼす範囲と規模はかなり広くなりそうです。
ただ、一度止まったことがわかれば、後は対応しやすいのはネットかもしれません。止まったからと言って生死に影響が出るわけでもないですし、そこからの対応は他のインフラと比べてやり易い印象があります。
もちろんどのインフラも重要なので、止まらないに越したことはないのですが。
 
フィリピンに住んでいると、停電、断水、突発的な渋滞は日々普通に経験します。
それが良いことでは無いのですが、日本ではまず起きないようなことが起こるので、それはそれは色々な経験になります。
そこから考えることも出来ますし、遥か昔、そういったインフラが無かった時代のことに思いを巡らせるきっかけにもなります。
インフラが止まったとき、どうするのか。止まったときを想定してどういう準備をしておくべきなのか。そもそも止まらないようにどうしておくべきなのか。
それ以前に、どのような状況下でインフラがとまる可能性があるのか。
こういったことを考えるきっかけになります。
おそらく日本では、災害によってインフラが止まることがあるはずです。
私はこれまで大きな災害に遭ったことがないので、インフラが止まるという感覚を得られたのは大きな気づきでした。
 
どんな状況になってもあわてることの無い様、色々な事態を想定しながら日々楽しくすごしたいと思います。

それでは、また。