さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

お酒と上手にお付き合い

みなさんこんにちは。
さいごーです。
 
昨日は職場の方と親睦を深める会がありました。
場所は会社のすぐそばのカラオケボックスで、小さな部屋に16人もの人が入って大騒ぎしました。
そもそも歌がそんなに上手くない上に、英語の曲を歌うだなんてとんでもない!とかなりビビッて行ったのですが、まあ為せば成りますね。なんやかんや歌って、あとはフィリピン人がとにかく大騒ぎをして、楽しい時間を過ごしました。
 
ただ、久々にかなり飲んでしまって酔っ払い、今日は二日酔いです。
というのも、オフィス見学にいらっしゃった台湾からのお客様がお土産としてお酒を持ってきてくださり、そのお酒が昨日の会で出されたからです。暗くてよく見えなかったので確信は持てないのですが、おそらく中国のお酒の「白酒」です。
アルコール度数が50度近くまであるこのお酒は、飲むと本当に口や喉が焼けるように感じます。最近は度数を下げたものが多くなっているらしいのですが、それでも40度近くあります。上司の方がこのお酒に興味津々で、灰皿に注いで火をつけたところ、見事に燃え上がりました。すぐに消したのでもちろん大事にはなっていませんよ。
私は香港にいたときに味わって以来このお酒が大好きです。特に質の良いものだと本当に香りも味わいも良くて、悪酔いしない感じなのです。ついつい飲んでしまいます。
そんな白酒が出されて、飲みすぎてしまったために二日酔いになりましたが、二日酔いの時にはいつももうお酒は飲みたくない。と思うものです。
しかし、次の機会にはそんなことコロッと忘れてまた飲んでしまいます。
なんと意思の弱いことでしょうか。
 
私はお酒にそこそこ強いみたいで、飲むときにはそれなりの量を飲みます。
そういえば、英語で酔っ払っている状態のことは「drunk」と言いますが、この単語について勝手に受身だと考えて、酒に「飲まれる」からこんな表現なのか~と思いながら学んだ記憶があります。実際は形容詞ですが、語源はこの発想じゃないんですかね。
話が逸れましたが、飲みすぎたら普通に吐きます。もちろんトイレで。
ただそこまで飲んでも記憶を失うことはなく、次の日にどんなに頭痛がしていても、何をしていたか鮮明に思い出せるのです。
飲んでいる最中も普段より気が大きくなりますが、思考はしっかりとしていて、その思考についても次の日にまた思い返せるのです。
こんな感じなので、酔ったときに自分の思考がどのように変化し、最終的にどのように落ち着くのかを分析できます。その結果、私の場合はこんな感じになるとまとめられました。
 
1.通常と変わらない状態
⇒お酒を飲んでいても思考は普段どおりで、受け答えもすばやくできます。理性もしっかり働くので、普段の自分ではしたくないようなことはできません。
2.お酒を飲める日かどうか判断する
⇒その日の体調と気分、またどういった会かということも含めて、お酒を飲み続けて深く酔っても大丈夫かどうか判断します。ここでさらに飲めると考えたときは、3.へ進みます。
3.思考できる量と、伝達スピードが落ちていく段階
⇒脳の容量のようなものが狭まり、一度に考えられる物事の量が減ります。また、思考した結果の行動を伝達するスピードが遅くなり、動きが緩慢になります。特に、喋りたいことが頭の中にあるのに、口と舌の動きがゆっくりになって喋るスピードが落ちます。
思考が遅くなっている分、普段の自分ではできないようなことも思い切ってやるようになります。
4.飲んだ量に対して限界を感じ、お酒が嫌になる段階
⇒身体がお酒の摂取を拒みます。場合によってはトイレに駆け込みます。
 
他の人の身体に乗り移ったことが無いのでこれが一般的なのかどうか分かりませんが、こんな感じです。
思考がしにくくなるということが自分としてはとても大事で、その段階が一番お酒のメリットを享受できるのだと思います。
思考しにくくなる分、悩みなどを考えなくなります。
また、難しく考えていたことにスパッと解決策を出せたり、普段の自分ではしないようなことをして新たな気づきを得られたりします。
もちろん、その気づきもきちんとEvernoteにメモします。

お酒を飲むことには良い面も悪い面もあることは当然ですが、上手くお付き合いしていくことが大事だと思います。
今は二日酔いでお酒なんて見たくもないですが、明日になればきっとまた飲めるようになっています。お酒を飲んで失う記憶というのは、実はお酒を飲んで苦しんだ記憶なのかもしれないです。

それでは、また。