さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

会費を払って何を得るのか

かつて所属してた部活動のOB・OG会費を納めていないことに、ふと気付きました。今年から学生ではなくなっているため、去年の三倍の額が求められているようです。ただこれは義務ではなく、払わない人も多くいます。個人的には、払う意思の有無というよりもわざわざ銀行振込をしなければならないことで面倒だと感じるのではないかと思っています。私の場合は毎年払うことにしているので、自動引き落としやクレジットカード払いがあれば良いのになとしみじみ思います。

それはさておき、自分でもどうしてこの部活動の会費だけは払い続けるのかよく分かりません。活動はとても楽しく充実していましたが、それが必ずしもOB・OG会のサポートがあったからというわけでもないように思います。地元で演奏会のお手伝いをしたり、指導をしたりということができるわけではないため、そういったことができる人に依頼をするための資金を一部負担する。この考え方が一番しっくりきます。同じ理屈で説明できそうな、中学校や高校の同窓会への会費を払うことについて少し抵抗があるのは、規模が大きすぎてイメージができないからだとも思います。

会費というと、私の場合はクレジットカードの年会費が一番身近です。他にはジムや語学スクールのようなものも会費を決まった時期に払うものだと思います。それらの会費は、払った分の対価としてサービスが受けられるものです。この点で、OB・OG会費とはかなり違っています。同じ言葉を使うのですが、サービスの対価であれば自分とサービスの提供者だけでお金の流れが終わるのに対し、同窓会のようなものの会費だと上から下へどんどん流れていくイメージなのです。

会費を払って得るものがなかなかイメージしにくいにも関わらずそれを払うということは、おそらく自己満足の世界なのだと思います。しかしそれが結果としては、間接的であれ、他の人の満足や喜びにつながるのであれば、自分が何かを享受できなくても良いと思うのです。ただだからといって無制限に色々なところにお金を出すかというとそうでもない。これが面白いなと感じます。

それでは、また。