さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

洗剤の名前を覚えていられるか

帰省をすると実家から色々ともらって帰れます。多少荷物が増えるとしても、自分で買いに行く手間が省け、また安く買えるのであれば構わないという考え方です。本来であればお金を払うべきなのですが、そこは甘えてしまいます。それもまた一つのコミュニケーションかもしれません。

先日は、洗剤をもらって帰ることにしました。部屋で使っているものの詰め替えです。東京で買えますが、なんとなくめんどくさくて買わずに無くなってしまうような気がしたので、思い出したうちに手に入れておくことにしました。また、実家のストックがたくさんあったのも理由の一つです。しかしそれを倉庫に取りに行った時、どれが私の使っている洗剤の詰め替えなのか、分からなかったのです。

実家の倉庫には、たくさんの詰め替え洗剤がありました。数に差があるものの、メーカーも様々であり、同じ会社のものでも複数の種類があります。おそらくお中元などでもらったものや、キャンペーン応募のためにかつて買ったものがあったのでしょう。私は洗剤系については花王のものを使うということだけは決めているのでとりあえず絞れたのですが、それでも3種類の洗剤があり、どれが今使っているものなのか分かりません。最終的に、自分の部屋のことなのに母親に聞いて解決しました。

普段何気なく物を使っていると、名前を覚えないことはよくあります。そのものについて不満がなければその傾向は強くなります。使っているときには目の前にあるので、見れば名前がわかります。そうなると、忘れていることに気付く前に名前がわかってしまい、よもや自分がこの名前を覚えていないとは思わないわけです。そして、ふとしたときに手に入れようと思っても、結局どれなのか不安になり、いざ買うことができなくなります。

だからといって覚えなければならない訳ではありません。しかし、気に入っているものなら名前くらい覚えたら良いのかなと感じます。そして一方で、売る側からすると商品やサービスについての記憶などその程度だという認識が必要なのだと思います。製品やサービスの種類によると思いますが、そんなことを感じました。

それでは、また。