自覚とやる気と責任感
ここ数週間は、日本にいる先生たちの移動が続いています。それに伴って色々とやらなければならないことが多く、各地を飛び回りながらの仕事になっています。そしてまた手続きすることもそれなりにあり、少し失敗してはまた学ぶの繰り返しです。
一番神経を使うのはビザ関連なのですが、こちらはタイミングが決まっており、また準備するものも少しずつ分かってきて段々と形を整えられるようになっています。そうなるともう一つ少し手間がかかるのが転出届と転入届です。前の住所でしっかりとその届け出をしておき、もらった書面をきちんと保管していて、さらに次の場所で届け出る。これは気を抜くと忘れてしまうようなことです。そして今日、ひとりの先生から転出した時の書類をなくしてしまったかもしれないという連絡がありました。
そもそもそういった手続きがあることを知らない人がいます。日本人でも縁がなければ知らないまま過ごすと思いますが、外国人なら当然知らないことです。そのため、最初はその存在と重要性を伝えないといけません。ただ、一度話を聞き、また手続きに差し掛かったらその後やらなければならないこととして認識をしないといけません。他の先生たちはきちんと忘れずにできている中、一人だけうまくいかずさらにフォローが必要となると、どうしても信頼がなくなってしまいます。どこまで自分のこととして認識をしておけるかというのが大切です。
昨日、急に海外への出張が決まりました。しかしその時点で確定している用事は一件だけで、あとは自分でアポを取って情報収集するようにと言われました。これもまた、どこまでやる気と責任感を持てるかどうかにかかっているように思います。旅の準備から現地での計画、移動まで、全てイメージしなければならないことです。
最初は誰かに言われたからという理由でも、どうせやるのであれば楽しく、意義を見出して動きたいと思います。
それでは、また。