始まりと終わりの交差点
今日は久々の仕事と全く関係のないお出かけです。朝早い飛行機を使うため、始発電車に乗って移動しました。実はもう少し後の電車でも十分間に合うのですが、余裕を持って移動して空港のラウンジでまったりしようという考えで移動しました。
出張のとき始発電車に乗ることはよくあります。東京の始発電車だと5時よりも前になるので眠くなってしまいますが、移動中に軽く睡眠が取れるのでそこまで問題になりません。それよりも、遅れてしまうことの方が怖いのです。そんなわけで、始発電車に間に合う時間に起きて移動することはあまり苦ではありません。
前述のとおり始発電車は5時前なのですが、それにも関わらず毎回びっくりするほど多くの人が利用しています。ただ今日の移動はいつもと少し違っていました。それは、土曜日の移動だということです。出張は平日なので、平日の朝の始発電車はある程度知っています。しかし、土曜日の朝一番というのは実は今日がはじめてでした。
土曜日だと何が違うのかというと、明らかに前の日の夜からずっと何かをしていて始発電車に乗ったという人が多いということです。服がよれよれで、とても眠そうな人がたくさんいます。しかしその一方で私のように空港に向かうために早起きをしてきた人もいます。
始発電車は、一日の最初の電車です。最終電車が日をまたいで運行されているので厳密に24時間で区切った一日という概念からは少しずれますが、認識としては間違っていないはずです。しかしその電車を連続した時間、つまり前の日からずっと続いている時間の最後に位置付けている人も多くいるようです。
1日を24に等分する今の方法自体が、実はそこまで長い歴史を持つものではないと最近知りました。今回乗った始発電車を見ていると、自分は1日の区切りをかなり意識する方だなと強く実感します。時間という概念はとても興味深く、もっと考えたいと感じます。
それでは、また。