さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

傘を持ってスーツケースを引いて

今日は打ち合わせで外へ出る用事がありました。以前にも外へ出かけることはあったので、もうそこまで準備に時間はかかりません。しかし、今日は前回とは違い一つ持ち物が増えました。傘です。今日は雨がそれなりに降っている日だったので、傘が必要でした。

今の職場は駅から近く、東京なので地下にもすぐに入れてほとんど濡れずに移動できます。実は今回訪問した会社も駅のすぐそばだったので結果的に傘の出番はほぼ無かったのですが、一応持っていました。必要なものなのですが、傘を持っているとかなり邪魔になります。片手がほとんど塞がってしまいますし、濡れている状態だと服やカバンが濡れてしまわないように気を付けなければいけません。かといって他の持ち方をすると他の人に当たる可能性が出てきてしまいます。例えばつり革を持つ手にそのまま傘を持とうとしようものなら、目の前で座ってしまう人に当たりそうになってしまいます。そんな危ないこと、とてもできません。傘は便利ですが、持ち方を考えないと本当に危険なものです。

持ち方で危険になるものがもう一つあります。スーツケースです。私も海外を含めてそこそこ移動する方なので気を付けなければいけないと思うのですが、スーツケースは意識してコントロールしないと周りの人に多大な迷惑をかけてしまいます。身体の横にしっかりとくっつけるようにしながら移動するのが最も安全だと思います。しかし、この方法はそこそこ疲れてしまいます。そこで重量がそれほどではない時にかなり楽なのが、自分の斜め後ろにスーツケースがくるようにして引っ張る形です。スーツケースでの旅行のイメージはこの形だと思います。この方法は楽なのですが、実はスーツケースのコントロールが少しおろそかになってしまいます。身体とスーツケースで広がってしまう範囲が広くなり、斜め後ろから追い抜こうとしている人にとってすごく邪魔になります。後ろからまさに追い抜こうとしている人がいる時に、ちょっとした理由で立ち止まろうものなら、後ろの人はスーツケースに躓いてしまうでしょう。人と人であればある程度距離があって避けられるくらいでも、人とものだとうまくいかないものです。

今日は雨でした。それでも旅行者はいます。そして、傘とスーツケースの両方を持っている人もいます。どちらも便利であり、使わざるを得ません。しかし、自分の範囲が広がるということは、それだけ気を配る範囲も広げないといけないと強く感じました。

それでは、また。