さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

数字のない請求情報

私は大学の途中から、かなりクレジットカードを頻繁に使うようになりました。もともとポイントカードや会員カードといったものにかなり興味があったことに加え、漠然と抱えていたクレジットカードへの恐怖心や不安感というものが、仕組みを理解したことでなくなったからです。なにより一人暮らしをするようになると、日常のあらゆる支払いを自分ですることになります。そうなると、少しでもお得にしたいという気持ちはすぐに出てきました。日本のクレジットカードはきちんと請求に対応さえできればほとんどデメリットがないため、これは使わない手はないと思ったのです。

新生活が始まるに当たり少しお金を使うところが変わるので、カードも新しくしました。といっても学生用だったものが切り替わる以外は新規発行であり、今あるものを解約したというわけではありません。一枚だけ使いどころのあまりない、微妙なものがあるので要検討ですが、これ以上新しく発行したいとも思わないので、とりあえずは現状維持で良いかと思っています。

複数枚カードを持っていると、同じクレジットカードでもいくつか違いがあるということがよく分かります。特に顕著なのが支払いの詳細情報を確認するところです。私の持っているカードだと、すべて共通して紙の明細書の発行に手数料がかかるので、どのくらい使ったかを確認する時はインターネットでマイページにログインします。ここは同じです。しかし、あるカードはそれをほとんどしません。それは、メールで請求額を教えてもらえるからです。

おそらくほとんどどのクレジットカードでも、メールでの請求通知というサービスがあると思います。紙媒体のものを送らない代わりに、請求を忘れないように教えてくれるわけです。しかし、請求額がそのメールに記載されないものもあります。カードによっては記載の有無を選べますが、決まっているものもあります。そして個人的には、メールで請求額をを知りたいのです。どこでいくら使ったかという明細まではいらないのですが、額くらいは教えてもらえないと、わざわざメールを受信する意味がない。メールが届いて請求があると分かっても、いくらかを知るためにはログインをしなければならないとなるとかなり面倒です。そこのログイン情報もクレジットカード会社に言われるがままかなり複雑なパスワードにしているため、すぐに確認することができません。

おそらく、メールに金額があると誰かに見られるリスクが高いということなんだと思います。でも、メールだけで分からないからログインする必要があり、そのログインの時に情報を盗まれて他人にログインされてしまうということが起こり得ると考えれば、メールを見られる方がマシなような気がします。ほんの小さな違いであり、気にしない人の方が多いと思いますが、こういう地味なところで印象が変わっていくように思います。そして大抵こういう小さなことこそ最初の設定を変えるのが非常に難しいものなので、1ユーザーとしての感覚を忘れないようにするのが大事だと思います。

それでは、また。