さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

雪で大慌てするのも仕方ない

今日は珍しく香川にも雪が降り、さらに積もりました。昼過ぎからは太陽も顔を出し、ほとんど溶けてしまったので一瞬のことでしたが、そもそも雪が積もること自体が珍しいので運転をするときにはビクビクしてしまいます。自分の車よりも前の車が走って雪を溶かしていてくれそうな道を考え、できる限りすでに水になっているところを走るようにします。

先日は東京でも大雪で、大混乱が起きていました。私が行ったときにはすでに大雪の期間は終わっていましたが、どこの道にもある程度しっかりとした雪が残っていて、かなり多くの雪が積もったんだと感じていました。その時は移動手段が徒歩と電車だったので特に何も思いませんでしたが、今日雪の中を運転してそりゃ混乱してしまうなと痛感した次第です。

香川だと、一年に雪が降る日がほとんどなく、ましてや積もる日などおそらく片手で数えられるほどしかありません。全く積もらない年も普通にあるような印象です。だからこそ、子どもの頃は雪が積もると大はしゃぎでした。雪だるまを作ったり雪合戦をしたりしようとして雪が足りなくて残念な気持ちになり、かまくらなんか夢のまた夢だなと落ち込んだものです。

それだけ雪の日が少なければ、備えをするだけ無駄だと言えてしまいます。車で言えば、スタッドレスタイヤとは全くご縁がありませんし、チェーンに至ってはなんのことか分からないレベルの人もいるくらいです。四輪駆動にするかどうかも検討すらしないと思われます。もちろん、香川にずっと住み続ける前提ですが。

ごく稀にしか起こらない事態に対処するためにたくさんの費用がかかるのなら、その備えをせずに被害を受けるほうが効率的だという考え方が、香川における雪に対する対処には現れています。規模も程度も違いますが、東京における雪への対処も同じで、さらに言えば地震や火山の噴火についても同じなんだと思います。だから、「東京はほんの少しの雪でもあたふたして弱すぎる」という指摘は的外れに思えてしまいます。たまにあたふたすることと引き換えに経済的な効率を実現しているはずだからです。

理屈ではこのように言えてもやっぱりスリップや事故は怖いので、雪の日には外出したくないです。それでも外に出なければいけないということがあるはずなので、できる限りの対策はしておきたいと思います。

それでは、また。