さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

極端な動きをしてしまう状況

最近は土日も仕事が動くため、あまり週の感覚が無くなっています。わたしはある程度メリハリを意識してつけないと消耗し切ってしまうため休むと決めたら思い切り寝させてもらっていますが、その間にも業務のチャットは動いています。また動き始めた時に集中してその成果を把握し、次の行動計画に繋げられるようにします。

緊急事態ということで、動く人のスピードは凄まじいものになっています。周りへの共有をせずに形を整えてしまい、場合によってはスタートもしてしまう。そんな動き方が各所で起きています。わたしはこのスピード感が好きなのですが、一方で少し危惧することもあります。それは、周りを無視した動き方になっているということです。

緊急事態なので、迅速な判断と行動が求められる。そのためには情報共有を無くし、動ける人だけを集めた小さなチームで動く方が効率的である。これは間違っていません。わたしもそのような小さなチームにいたことがあるため、よく分かります。ただ、今の組織はもっと大所帯です。動きが悪いから、何もしてくれないからと言ってすぐに切り捨てるようなことをしていると、信頼を失います。「緊急事態ですら動かなかった人なんだから、いなくても構わない」そのような意見もあるかもしれません。しかし、切り捨てることが常態化すると、新しく人が入ってくることをも阻害してしまうのではないでしょうか。

正直なところ、自分自身同じような気持ちを持っていないとは言えません。頑張っている人とそうでない人の差がつかないのはおかしいと思ってしまいます。ただ、自分が何かをすることで、動かない人たちと一緒に行動ができるように挑戦する。そこまでやってからでないと、他人のせいにしている気がするのです。

緊急事態に、甘いことを言っているのかもしれません。しかし、緊急事態だからこそ、変化を起こすチャンスとして捉えたい。そんな気持ちがあります。

それでは、また。