さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

合わせる力で食べていく

営業活動をしていると、代理店さんのお力を借りることが少なくありません。自分たちが取り扱っているサービスを代わりに売ってくれるので、大きく自社の人員を拡充することが難しくても売り上げを増やすことができます。

これは何かを欲しがっている方とそれを提供したいと思っているところを繋ぎ合わせるビジネスですが、このようなモデルは少なくありません。不動産屋さんがパッと思いつきましたが、多くのお部屋の中から最も要求に合うものを選ぶお手伝いをします。留学の代理店さんも似ており、多くの学校がある中から最も目的を達成しやすいところをご紹介します。ただおすすめをするだけではなく、過度な期待をしないようにしたり、時には合っていないと正直にお伝えしたりしながら決定まで持っていくため、きめ細やかな対応が必要です。

何かを引き合わせる際に、お金が発生するなら話は早いと思います。プロとして、責任を持ってしっかりとした価値を提供し、その代わりに報酬を受け取ります。これが、好意から来るご紹介の場合時々困ったことになります。紹介してくださった方はうまくいくと思っていても、実は状況に全く合っていないお話という場合があります。ご紹介いただく際にきちんと状況をお伝えした上で進められれば良いのですが、一度こうしたら良いのではということが頭に浮かぶとなかなか止められません。紹介した以上は何かしらの成果が上がってくることを期待されますが、そもそも最初から可能性がほとんど無いという場合もあり得ると思います。

お金が発生しなくとも、時間は取られます。また、信用という要素もあります。人をご紹介するなら、とりあえず会ってもらうという考えと同時に自分がその場に責任を持てるかということも大切だと感じます。誰かと誰かを引き合わせてそこでお金をもらっているくらいの気持ちで臨みたいものです。

それでは、また。