さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

印象の強さを把握する

わたしは本の管理を蔵書マネージャーというアプリで行っています。本のデータをフォルダに分けて登録し、管理できるアプリです。本はほとんどを実家に置いていますが、書斎や大きな本棚という場所はないため段ボールに入れてしまってあります。その段ボールごとにフォルダを作り、少なくともどの箱にどの本が入っているかということだけは調べられるようにしているのです。

そのアプリがあるので、同じ本を二冊買うということはほぼなくなりました。購入する前に調べれば分かるからです。一方で、アプリを使わなくてもすぐに持っている本だと気づける場合もあります。思い入れの深い本や、苦労して探した本、ずっと探していた本がそういったものです。それらの本は、自分にとって印象が強いと言えそうです。

何度も目にしたもの、頭に浮かんだもの、学びや気づきの大きかったものは記憶にしっかりと定着します。これらは覚えたかったというわけでも、覚える必要があったというわけでもありません。ただ、気づいたら覚えていたという類のものです。よく会う人や連絡を取る人の名前はすぐに覚えます。どんなこと、どんなものでも触れる回数が多ければその分印象は強くなるはずです。

必ずしもやりたいことと印象の強いことが一致するとは限りません。意識はしていてもやりたいとは思っていない場合もあるでしょう。しかし、ある程度の印象が自身の意思とは関係なく作られていくのであれば、出来る限り活用したいと思います。例えば資格試験、例えば言語の学習の時、印象を強め記憶の定着に繋げられれば便利です。同じことは、多くの人と接する際にも言えます。

労力をかけないというのは、エネルギーを使わないというわけではなく、意識してそこに振り分けるものを減らすということだと思います。うまく自分なりの印象操作術を考えたいと思います。

それでは、また。