さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

できなくてもいいの賞味期限

あと一か月ほどで、今の職場での2年目が終わります。このようなとき思うのは「もう2年」か「まだ2年」かのどちらかだと思いますが、私はどちらかというと後者です。2年の割には本当に色々と経験できたように思います。その一方でこのレベルにはもう少し時間をかけずに達することもできたのではないかとも思います。

おそらく、この会社においてはほとんどあらゆることができるようになっていると自負しています。実際にやるとなると細かい知識を補充する必要がありますが、大抵のことにはどのように進めれば良いかパッと方法を思いつけるはずです。これは、2年いたらできなければならない最低限のラインだと思います。日本のオフィスだけに限ると、1年少しの経験があれば到達しなければならないラインだと考えていました。

新しく経験することは、できなくて当然です。その期間は人によって違います。しかし、どんな人でも必ずある一定の期間内にある程度のレベルまでは到達すべきではないでしょうか。それにはもちろん周囲の環境も大切です。それに加えて、本人がどのように周りを見て経験を積んでいけるかということも大きく関わってきます。

私は、この人みたいになるためにかけられる時間はどのくらいか、ということをよく意識します。目標が見えていてそこに到達するために足りないものが分かっていれば、そこまで苦労せずに期間を計算できます。一方で何ができないのか分からない、できないことをできるようにするためにはどのようにすれば良いか分からないということもよくあります。そのようなときは目標とする人の足跡を辿りつつ、自分なりに多くの経験をしていく。これしか無いと思います。

効率的に最高の結果を出す。これは目標とすべきことです。しかし、生き方や働き方にも同じ基準を当てはめると、実は知識や経験を得られるチャンスを無駄にしているかもしれません。そして機会を無駄にしてしまうことは本当は最も非効率的であると、そのようなこともあるのではないかと思います。

それでは、また。