さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

何をしたいか分からない自分に向けて

少し前から、やりたいことがどんどん増えています。それ自体は歓迎すべきだと考えていますが、一方で色々なことを夢想しながら結局動けていないという事態にも繋がっています。時間は有限である以上、取捨選択しないと何もできないのは当然のことです。

自分がそのような状況に陥っているかどうかというのは、いくつかのサインから気づけるように思います。やりたいことが多いはずなのに、娯楽や暇つぶしの時間を削減していない。周りの状況を少しでも変えないと何も始まらないのに、同じようなことばかりする生活が続いている。目に見えやすい指標であるお金にばかり着目してしまう。こんなサインがある場合、意識が高くとも実際には何も変わらず、何も達成できないのではないかと思います。

ではそのような状況に自分がいると分かったらどうすべきなのか。目標を立てて着実に進んでいく。もちろんそうしたいです。しかし口にするのは簡単でも実行は難しい。自分が本当にどうしていきたいか分からないのに何かを始めても、またすぐにその何かに対して疑問が出てきてしまうからです。まずは立ち止まって自分自身の整理から始める方が、結果として近道になるように思います。

これは私がお世話になっている人から教えてもらった方法ですが、自分の中に存在する欲求を優先順位をつけて並べるという手法があります。欲求はたくさんあるようで、実はある程度の数に限られるというのがその方の理論ですが、例えばお金、承認、達成などといったものです。欲求は自分自身が抱えているものなので、頭の中で簡単に整理できる。そう考えてしまいがちです。しかし、いざ整理してみると実はお金が一番には来なかったり、全く意識していなかった愛が上位に来たりします。自分の抱えている欲求によって、次にすべき行動が変わる以上、こういった整理は大切なのではないでしょうか。

なんとなく悩みや不安のようなものがあり、モヤモヤして何をしてもすっきりしないときというのは、次の行動を決める準備期間のようなものではないでしょうか。そしてその時間の準備によって、次の行動から得られる飛躍、成長の程度が決まる。そのように思います。自分を整理することすら面倒だと思ってしまわないうちに、行動を起こせるようにしておきたいと思います。

それでは、また。