すごいと普通を上下させる

一昨日と昨日は出張でしたが、その際に参加した集まりは久し振りに多くの方とご挨拶する時間でした。フィリピンでも少ない人数で集まることはそれなりにあるのですが、40名ほどの方が一堂に会するような場はやはり日本の方がたくさんあります。そこで得られる繋がりや学び、知識はやはりありがたいものです。

今回もたくさんの面白い方、すごい方が集まっていらっしゃいました。自分とほぼ同じくらいの年齢や自分より若い人が、真似できないと思うようなことをされています。それはただひたすら尊敬することなのですが、その方が今の姿になるまでの過程についてはすごいで済ませるともったいない気がします。どのような考え方で、どのような努力をしたのか。すごいと感動し、しかし自分とは違う人間だと思うと学びはなにもなくなります。すごいけれどもこなそうと思えば普通にできる。そんな捉え方が大事になると思います。

何かへの評価というのは主観です。だからこそ自分の感覚で評価を変えることができます。ある程度自分にとって都合の良いように感覚を変えていく。それもまた一つのテクニックではないかと思います。

それでは、また。