非科学的を科学的に

昨日は四半期に一度の発表会でした。なんだかんだ慌ただしく色々なことに取り組んでいると、気づけばこの発表があるように思えてしまいます。しかし現実に時間は経っているわけです。設定期間が適切かどうかはさておき、振り返りの機会は必要です。

せっかく機会がもらえているのなら、面白いことを伝えたいものです。何か成果が出ていればそれを強調できますが、これからチャレンジしていくことの場合そうもいきません。うまくアイデアを出さないと、平凡でつまらない話になってしまいます。現状をどう捉え、そこに対してどんなことをしていくのか。考えたことを分かりやすくまとめ、伝え、実行に移していくためには工夫が必要です。

このアイデアについては、いくら考えても出ないことがあります。もちろん分析は必要なのですが、分析だけでは面白くなりません。そこからどうするかが伴ってはじめて誰かに話したくなるくらいの内容になると思います。

アイデアが出てくる過程そのものはある程度型を作れます。しかし面白いアイデアを出そうと思うとおそらく数を出すしかないのではないでしょうか。その過程はあまり科学的ではないのではと思います。一方でそうやって出したアイデアに説得力を持たせようと思うと、科学的、論理的な根拠があるかのように語り、実際そのように検証しないといけません。

なかなか取り組みにくい、答えが出にくい問題にこそ、挑戦することで得られるものがあると思います。そういった挑戦を臆せずしていくための考え方を確立していく。それは綺麗に説明できるものではないような気がします。

それでは、また。