さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

ロマンと数字のバランス

かなり久々に、宝くじを購入しました。特に購入した理由もありません。お金がほしくないというとそれは嘘になりますが、宝くじで当てようなどとは思っていません。買い物のついでに、なんとなく昔を思い出して買いたくなったというのが正直なところです。

1等の金額が異なるスクラッチくじを3枚購入しました。1枚200円なので、3枚で600円です。わたしはスクラッチくじを削るのが好きなので、確率とか当選金額とかは気にせず、いつもスクラッチくじを買います。といっても1年に1回買うかどうかというくらいですが。そしてそんななんとなくで買ったくじで、1000円当たってしまいました。

当たった時はもちろん嬉しいのですが、それ以上にびっくりです。そしていざ当たってみると、どのくらいの確率だったのかが気になります。宝くじは裏面に販売本数と当選本数が書いてあるので、計算はすぐにできます。今回の1000円当選の場合、2パーセントと確率でした。

昔はゲームでよく遊んでいたので、2パーセントの確率というとイメージがつきます。まさにレアアイテムが出てくる確率です。もちろんゲーム内部の処理はわからないので偏りがある場合も多いと思いますが、それでも理解の助けにはなります。試行回数にものを言わせてアイテムを収集するのなら良いのですが、現実のお金を使ってリターンを求めるとすると、2パーセントはあまりにも低い確率です。漠然と買った自分に対し、よく損をしなかったと感心するとともに、一気に熱が引くのが分かりました。

どんなことでも、チャレンジしないと手に入ることはありません。いくら低確率とはいえ、買わないことには当たらない。それは事実です。しかし、イメージができる数字を冷静に見てしまうと、夢を抱く気すら失せてしまいます。そこに運以外の要素がないならなおさらです。

どのようにして人に夢を見せ、行動させるのか。数字の見せ方は大きく絡みます。宝くじの仕組みの方が、面白そうだと感じるきっかけでした。

それでは、また。