回り続けるカプセルを見て
最近、ガチャガチャのカプセルによく触ります。お土産として購入したものが二つ、景品としてもらったものが一つです。あのカプセルは、見るとつい開けたくなる不思議な魅力があります。ただ回すだけではなく少し握って形を変えることで開けやすくなると知ったときは衝撃でした。しかし開けた後のカプセル自体はなんとも扱いづらいプラスチック容器になってしまうと感じたように思います。
久々に手に入ったカプセルの一つを、なんとなく横向きに回してみました。するとなんだか少し揺れながら回転し、かつなかなか止まりません。よく見るとそこの面に小さなマークのようなものが彫られてあり、そこで回転が不規則になっているようです。あるところで力が加わり、回転が長続きしたように見受けられました。
その様子を見ているのがなんと楽しいことか。しばらく飽きずにじっと見て止まったらまた回すということを繰り返していました。自分の想定と違うことが起きた時、驚きと楽しさが得られると改めて感じました。
ずっとくるくるしているわけにもいかないのでカプセルは手放しましたが、何事もきっかけはこのカプセルみたいなものではないかと思います。とりあえず目の前に来たものに対して何かいじってみる。その反応が面白ければもっといろいろ試してみる。常にカプセルを回せる余裕を持ちたいと思います。
それでは、また。