ただそれだけで誇れるものを
年が変わるという一つの区切りで、今年使ったものの整理を少ししました。パスポートを見るとたくさんのスタンプが押されています。そしてそのパスポートが入っている小さなケースにはたくさんの航空券の半券が入っています。念のためにと残しておいたものですが、もう捨てても構いません。貯まったスタンプや半券を見ていると、我ながらよくこなしたなと思います。
飛行機の話を続けると、航空会社のマイページでは生涯マイルというものが見られます。これも一年でなかなか貯まっており、見ているだけで少し嬉しくなります。このように、ただ何かをやったというそれだけで嬉しくなる、誰かに伝えたくなるものがいくつかあります。
なにかを続けているということはその代表ですが、あることを繰り返して行ったというのもまた誇れることです。そこに負荷がかかっていたり努力があったりということは必ずしも必要ではありません。ただ、自分にとって嬉しいことならそれで良いと思います。
お金でも名誉でも地位でも、満たされないものは確実にあります。今持っているものではなく、歩んできた道のりを振り返ることで満たされることがあるように思います。そのことを褒める人間が自分しかいなくとも、それで十分なのです。
このような考え方ができているのは、とてもありがたいことです。自信過剰になることには気をつけつつも、誇りは常に持ち続けたいと思います。
それでは、また。