一旦自分のものになってしまうと
今日は会社のクリスマスパーティーでした。1500名以上が参加するパーティーなので、かなり盛大です。パーティーではミスコン、ダンス、歌など様々な企画があります。その中に、クリスマスということで抽選会がありました。1500名もいるのだからどうせ何もないだろうと思っていたのですが、なんと名前が呼ばれてしまいました。
しかしちょうどそのタイミングで用事があり、外に出ようとしていました。戻ることもできましたが、特に欲しいものがあるわけでもなく、また私がもらうよりも先生たちがもらえた方が確実に喜んでもらえます。ちょうどよく10秒以内に現れなければ別の人に抽選という仕組みがあったので、辞退しました。
一度自分でもらって誰かにあげるというのも考えたのですが、そうすると仲の良い人に行ってしまいます。やはり運に任せる方が良いのです。
なにかを一度手に入れてしまうと、独占的に使用できます。しかしながら、最後まで処分する責任も生じます。そう考えると、持たないままというのもなかなか気楽なのだと思います。
処分する必要があるというのは、なにかを持とうとするときにはあまり意識できないことです。その点も意識できるようになって、ようやくなにかを買うことの一人前になれるのかもしれません。
それでは、また。