仕入れるスピードは速いのだけれど
フィリピンから帰ってくると、毎回テレビが新鮮感じられます。今の仕事の形だと日本には出張があって帰ってくることが多いので、大抵ホテルでテレビが見られます。その度に全く知らない人が出ていて、誰なのかなと思うのです。
部屋にテレビがないのはアンテナの穴がないからですが、たとえそれがあったとしても観る時間を確保するのは難しそうです。そのためテレビがある空間に行くと、できる限り多くの情報を番組から取り入れ、今後使えるものがないか探してしまいます。我ながら、情報に接した時の把握効率は悪くないと思っています。そしてその効率はテレビから離れている期間が長ければ長いほど良くなると感じます。
一方で、そもそもテレビから情報を仕入れる気になるかどうかというのは自発的にコントロールしていません。テレビよりも効率的だと思える手段があるからです。今の生活で時間を長く一緒に過ごす人たちとの会話には、日本のエンターテイメントの話は必要ないのです。
政治や経済、大きな事件や世界の潮流については絶対に知っておく必要があります。そのようなことを知ろうと思うと、テレビは効率が悪いと思ってしまいます。情報の扱い方や入手法についてはいろいろと考えることがありますが、そこも自分というより周りの人のニーズで変わるように思います。
それでは、また。