さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

未読にして置いておく

色々と連絡が入ることは多いのですが、タイミングによっては明日に回してしまいたいことがよくあります。しかし今はメール以外にも色々とツールがあり、すでに確認したかどうかが分かってしまいます。そう言った場合に便利なのは未読で置いておくという方法なのですが、これについて少し考えてみたいと思います。

そもそも何か連絡があった際にできるだけ早く返した方が良いというのはよく言われていました。ビジネスはスピードが命であり、相手を待たせないようにすること。これは鉄則だという教えです。しかしそれを本当に忠実に守るとすると、いくら時間があっても足りません。どこかで妥協が必要なのです。ただ後回しにしたからと言ってもできるだけ早く返信をした方が良いことには変わりなく、その方法として未読で置いておくというのは最適なのではないかというのが私の考えです。

未読のメッセージやメールがあると、時間があるときに確認したくなります。どのような対応をするにせよ、とりあえず読んでみないと分からないからです。その心理を利用して、未読のまま置いておくことで翌日すぐに対応できるようにしておく。これは自分には合っている方法だと思います。後回しにしてもどうにもならないことを、できるだけ早く片付けようという考え方です。

重大なことに対する返信や対応は、時間をかけて考える方が良いと思います。寝る前にそのことを考えて煮詰まっていても、翌朝にはなんとも簡単で効果的な解が見つかることは少なくありません。一方で早めに対応した方が良いけれどもそこまで難しくないことの場合、スッキリした頭で考える方が良い場合があります。そのことについて、しっかり考えを巡らせている人はあまりいないのではないかと思うのです。

未読で置いておくというのは、先延ばしの手段に過ぎません。しかしそれで結果として良い方向に進めるのなら、選択肢としては十分考えられると思います。そういった単純な合理性では考えられないことにどう対処していくのか。自分で考えるとともに、社会の動きにも注目したいと思います。

それでは、また。