どこが安全か分からないから
今週は10年勤務した先生たちの日本旅行をサポートしています。木曜日から全員が集合して各地に出かけましたが、残念ながら今日は台風です。雨と風が危険であり、また仮に出かけたとしても営業していないところがほとんどなので大人しく家で過ごしています。
家は千葉県の海の目の前にある社長の家なのですが、それだけを聞くと台風が近づいている時に滞在する場所としてあまりにも危険に感じます。実際不安もあったのですが、いざ着いて過ごすとびくともしない家に安心感を覚えます。目の前の波はだんだんと高くなるのですが、風の音すら聞こえないくらい分厚い壁と窓です。その家でニュースを見ていると、むしろ東京や神奈川の方が河川の氾濫や大雨などで大変そうに見えるくらいです。
本来であれば、もっと遠くに避難という選択肢もあったのでしょう。それこそ自分の実家くらいまで移動すれば間違いなく安全です。しかし、そうすると他の予定は全て狂います。どこか落とし所を見つけるなら、とりあえず一晩を安全に過ごせる場所として頑丈な家を選ぶというのはそこまで間違っていないように思えます。それが海の目の前でも、あるいは前回の台風で停電になった家だとしても、対策をして一晩過ごせるなら無しではないわけです。
みんなが一堂に会して話ができるため、不安はありつつもそれなりに楽しい時間が過ごせます。ホテルだとこうはいかなかったでしょう。安全と安心、その両方をある程度担保しつつさらにその後の予定まで考えるなら、今回の選択は悪いものでは無かったのかもしれません。
先ほど台風が上陸したとニュースが流れたので、おそらくここからもっと気を引き締めないといけません。ただ、ある程度は腹を括って楽しむように心がけるのも大事だと思えているのが正直なところです。
それでは、また。