さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

同時に違う人に返信すると

昨晩はかなり遅めに出社したということもあり、遅くまでかなり仕事をしていました。今日ちょっとした発表があり、その資料作成が必要だったのです。その結果昼食も夕食もほとんど食べないまま遅い時間になってしまいました。

お腹が空くと元気がなくなります。頭と身体がうまく動かなくなり、思考も後ろ向きになりがちです。昨晩の帰路はまさにその通りだったのですが、そんな時2人別の人からメッセージをもらいました。1人は先日沖縄で会おうとしてうまく予定が合わなかった人、もう1人は普段からよくやり取りをする人でした。

1人目のメッセージは連絡が途切れていたことへのお詫びから始まり、少し固い感じの言葉遣いです。しかしそのことについて全く気にしておらず、できればまた次回東京で会いたい気持ちでいっぱいです。自然と!を使って元気な様子を伝えるような表現が増えます。一方普段からやり取りをする人にはお腹が空いて元気がないことを隠す必要もないので、だらだらとした感じでメッセージを返します。それが失礼と受け取られたり気分を害したりしないと分かっているので、気楽です。この時の自分は2人の違う人間が返信をしているかのようだったと思います。

自分を使い分けるというのは、誰しも多少はやることではないでしょうか。程度の差はあると思いますが、他の人からの見え方を意識して言葉遣いや仕草に注意するのは、ある種の礼儀かもしれません。一人称を変えたり、敬語を使うようにしたり、何気なくしていることです。しかしそれは当たり前のようなことなので、なかなか気づきません。エネルギーが尽きかけていたからこそ、両方が同時に出てきたのだと思います。

どの自分が本当の自分かなどということを気にするつもりは全くなく、また色々な自分がいるのは楽しいと思います。ではこんな感覚になっているとどう楽なのか。そのことをまた考えたいと思います。

それでは、また。